WWDC 2009修行(ラスベガス編)

Click Here!


WWDC 2009修行(ラスベガス編)のルート


SXM-IAD-DEN-LAS

WWDC 2009修行(カリブ海編)からの続き

 そこいらの空港ホテルより近そうなホテルなのだが、荒れた一般道しかないので仕方なく車で行くしかないのだが、タクシーだと$10かかる。バス(乗合バス)があるのだが何時出発するか分らないようだ。ということでタクシーで空港へ。
 チェックインを終え、パスポートコントロールの前でまずはボーディングパスとパスポートのチェック。ちゃんとブースになっているので多少お時間がかかります。問題はこの次。セキュリティの前に出国審査があるのだが、ここが大混雑。まるで小振りなシカゴの入国審査のようだぞ。現地人の割り込みも少なからずある。白人系はこう言うのは通さないね。特に混んでるしね。割り込んでも係員にとっ捕まって後ろに並ばされるが懲りないねぇ〜人間が駄目なんだろうね〜。
出国審査はなんと50分です。もう時間がありませ〜んって感じ。
 ラウンジが使えたのだが、う〜ん時間がない。一応形だけでも.....。コーヒーとワインは無料。ソフトドリンク分らず、アルコール有料。Wi-Fi有り。以上。
 貧乏なUAは沖止めです。機材はA320である。TED機材じゃなくて良かったよ。TED機材だったら外していた物な。一応優先搭乗はあるのだが、バス内で待たされるのだ。エアコンも付けていないのだ。死ぬのだ。
 スナックが出ますね。最近流行の適当なサンドイッチ。土地柄かクスクスが付きます。
 IADに到着してRCCで野菜をポリポリします。電源アダプターのL字プラグがこんなところでも役に立ちました。
 ここで作戦失敗。実はSXMからLASまでを一気に行くことは可能なのだが、SXM-IAD-LASとなり、このIAD-LASがTED機材になるのだな。これで5時間以上のフライトは嫌なんだもん。嫌いなんだもん。これをチョイスしないとなると、DENかLAXかSFOまでしか行けない。どっちみ到着後、朝のフライトまで5〜6時間のトランジットタイムが出来てしまう。TEDに乗るくらいだったら最悪5時間くらい待ちましょうということだ。そこで週末の最終便は混みまくるのでボランティア募集があるはずだ。これに応募すればUAがホテルも用意してくれて、翌日の朝からのんびりラスベガスに入れるぞと。ところが恐るべしUAです。ぴったりに座席を埋めやがったざんすよ。
 お蔭で当初の予定通りIAD-DENの757に搭乗。大好きな夜のIADの滑走路です。
 そして当初の予定通り深夜のデンバーに到着。既に人はまばらで、店も閉まっている....。深夜のターミナルは掃除人と同じ境遇のPAXがゲート10個につき一人いる程度の寂しさ。Wi-Fiを捕えて暇を潰そうとしたがこれが反応悪いのだ。しかもブラウザーの上部にうざったい広告系が入る。これが色々と邪魔をするのだ。結局RCCのT-Mobileの電波をクローズしたRCC近くでスリスリして捕獲。
 巨大空港もがらがら〜。飲み物が販売機で買える程度です。
 朝5時半になり駆け込み寺ではなくRCCに駆け込みます。Webだと2つあるRCCは5:30に開くと書いてあるが、実際にはWest(ゲート番号の少ない側)は7:00からです。
 やっとこさDEN-LAS搭乗です。LASに行くには結局TED機材に乗らなければならない。早く改装終らないかな。ってか改装始まっているのか?ずっと地学のお勉強をしましょう。
 早朝のLASに到着。遠いターンテーブルで何時も遅い荷物を待ちますが出てきません。そうです、UAで初のロストバゲージです。足かけ13年ユナイテッド航空のフライト398便目にして初のロスバケです。一つ後の便で来るというのでホテルの部屋まで届けるように言って、軽装でホテルへ向かいます。

LAS

 今回のホテルはParisです。ストリップに出るならParisでカジノにいるならBally'sって感じだな。Bally'sの方が部屋が広いからいいかな?
朝9時に到着したもんだから「チェックインで11時からよシッシ、荷物預けて遊んでらっしゃいシッシ」というこで荷物はまだ届かないので仕方なくカジノのバーでぺちぺち
 ちょっと外を歩いたが、流石にこの重たい荷物を持って歩くのは辛い。

チェックイン可能時刻とともにチェックイン完了。低層の部屋ですな。低層の部屋で不便なことと言えばプールに行くのに一度ロビーでトランジットしないと行けないことです。Parisのコンベンションセンターでなにやら聾唖系の方達のコンベンションがあったようで、人がいっぱいいるけど静かです。試しにコミュニケーションを試みるもやはり日本の手話とは大違いで全く通じず。「美味しかった」は通じました。

 チェックインして低い階を割り当てられたので「良い眺めの部屋にはしてくれないの?」って聞いたところ「$60でアップするわよ」と言われたものだから丁重にお断りして部屋に向かう。この時点で荷物はまだ届かない。

 携帯も荷物の中なので、通話料の高額なiPhone3Gでローミングを使いarcherさんに連絡。

 わずかにアルコールが致死量に足りなかったためか良い感じで睡眠に入り起きたらおやつの時間である。ベルに連絡するとUAから荷物が届いているらしい。だったらさっさと持ってこいよと。荷物が届いたので携帯に充電しているところにarcherさんから連絡があり、Parisのフードコート?(クレープ屋のところだな)でよれよれのまま海外発券の作戦会議。archerさんは中々戦略的な思考の持主であるぞ。

 部屋に戻り、まずは24時間以上ぶりのシャワーですっきりしたところで仕事の資料に目を通し、あれこれ考えているとこれまた良い感じの睡眠が訪れていたようですっかりお外は明るくなりつつある。
 まずはプールで残っている1冊の本を読み終えましょう。混んでるな。そう言えば人が戻っている?結構な人出ですな。

 汗をたっぷりかいてシャワーを浴び、まずは実績を残しにPLANET HOLLYWOOD RESORT & CASINOMGM GRAND HOTEL CASINOのカジノへ。MGMはそう変わりないもののPlanet Hollywoodはマシン系が細かく変ってますね。旧ALADDIN HOTEL & CASINO時代にDesert Passageだったミラクルマイルショップスでさえ結構な人出である。不況とはいえ皆さん我慢しきれなくなってバケーションへって感じでしょうかね。安い時期だしね。

 なんせ半年ぶりであるからして、シティーセンターの工事も大分進んでいます。
 全くやる気のないMGMの生ライオンが何でこうも人気があるのだろう?よっぽどMGMライオンの方がラスベガスらしい気がするのだが。

 3時のおやつ頃にarcherさんはVENETIANのポーカールームにいるだろうと勝手に決めて一路VENETIANへ。ここのポーカールームは混んでるな〜。一番人気?
やはりいたいたと言うことでarcherさんをポーカーテーブルから離脱させ、VENETIANのラビリンスを攻略しつつフードコートでディナータイム。

 夜はいつものようにBally'sのIndigo Loungeで懐メロを聴きながらまったり。

 Bally'sのカジノでちょっと調子が良くて$20が$900になった後、低迷期に入ったときである。

一人の女の子が声をかけてくる。これはその筋の女性が声をかけてくることは良くあることだ。良くあるのは大騒ぎをしながら「こっちが面白い」だの、「これ見てみて」などが多いのだが、今回は若そうなのが悲しそうな様子で「お金無くなっちゃったの、バスで帰るお金も無い」なんて行ってくる。

 ちらっと顔を見たら「か....かわいいじゃねぇ〜か...たまには遊んでやるか....」

 って、お前、その薬中の面なんとかしろ!

と、かすかに大魚を逃す。

 2週間の疲れを癒したラスベガスも終了。

LAS-LAX-NRT

 LAX経由だと乗継ぎが悪い。減便も構わないがなんとかしてくれ>UA。

例えば

LAS-LAX-NRT
UA 282 0600 0705 ←乗継ぎが6時間
UA 797 0747 0855 ←乗継ぎが4時間10分
UA 289 1052 1208 ←乗継ぎには最適だが一歩間違えれば危険
UA 891 LAX-NRT 1305-1630

LAS-SFO-NRT
UA 510 0600 0727 ←UA837だと3時間53分、UA853だと5時間32分
UA 237 0625 0752 ←UA837だと3時間28分、UA853だと5時間20分
UA 309 0701 0828 ←UA837だと2時間52分、UA853だと4時間44分
UA 993 0833 1015 ←UA837だと1時間5分、UA853だと3時間7分
UA 135 1030 1208 ←UA837だと無理、UA853だと1時間4分
UA 837 SFO-NRT 1120-1410
UA 853 SFO-NRT 1312-1625

と言うように安全策がないのだな。2乗継ぎ2時間くらいの便があると、UA289・UA993・UA135辺りの予約を取っておいて、何かあったら次に乗ると言うことが可能である。

 誰かが勝手にセットしておいた目覚しがけたたましく鳴り起される。これほど腹が立つことはないが、これにより助けられた。またno-showするところだったわ。テレビでLASで事故があったようだぞ。よくわからんが。
 時間がないのでラウンジどころではない。最後の一人として搭乗。窓の外は雲だらけ〜。

 LAXでは時間が4時間ほどあります。お〜そ〜だそ〜だ、ターミナル6のCOのラウンジに行ってみましょう。昔、喫煙所があったところの向かいにひっそりとあります。LASもそうだがCOのPresidents Clubってのは入口が気が付かないようにあるな。一瞬見ると通用口だもんな。

 朝なので混んでま〜す。RCCの1/3位の広さですな。席がないのでPCブースへ。中央部分にあるドリンクコーナーもちっちゃい。ドリンクとスナックはRCCと似たようなもんですな。ベーグルが焼けるっていうのは違うな。Wi-FiはT-Mobileです。これだったらRCCの方がいいな。
 ということで、結構距離のあるターミナル7まで戻ります。と、久しぶりにターミナル8まで行ってみるかと歩いていると、ゲート70番辺りにStar Alliance塗装の744が停まっているではないか。Star Alliance塗装の744なんてUAにあったっけ?もしかして今日はこれか?折角だから写真を....。でもStar Alliance塗装だからと言ったって中身は普通なんだよな。
 RCCに戻るとニューアイテムがあります。チョッコレ〜ト。しばし、Macで遊んで搭乗です。
 まずは読書灯のチェック。消えません。つまり壊れてます。こうなるとフライト中は真っ暗です。一度全キャビンをで消灯すると二度と点灯しないパターンです。今回は壊れているというアナウンスもないな。これってシートを倒さないと読書灯が扱えないから、仕事も出来ない、食事も暗闇ってことなんだよな。
 久しぶりの大ヒットです。この「マスタードとタイムの香りの鶏肉」がとても食えたものではありません。これは好みの問題ではないぞ。変だぞ。全く合ってないぞ。
はじめに
スモークサーモン、ジェノバサラミ、野菜のクルディテ
 サンドライトマトドレッシング
季節の葉野菜
 クラシックシーザードレッシング、またはバルサミコディヴィジョンヴィネグレット

メインコース
マスタードとタイムの香りの鶏肉(※1)
 温かいホースラディッシュ風味のポテトサラダ

デザート
Eli's カラメルティラミス
(ポートワインは言わないとくれない)

 たまにはフライトの半ばでなんか食ってみましょう。この撮影も苦労したのよ。なんせ真っ暗なんだから。シートを倒して、後ろべったりで座って、手の平に皿を持って、読書灯を当ててパチリ。
 眠くなかったので自分専用のミュージックプレイリストを作って遊んでいたわよ。 到着前のミールの時も同じように暗闇と。ちょっと揺れていたのでぶれるぶれる。これが限界です。
ご到着の前に
新鮮なフルーツの盛り合せ
 クリーミーヨーグルト
※1、星印がついたお料理はチャーリー・トロッター氏がユナイテッド航空のために特別に考案したものです。
 この航空会社はどうしてこう失敗を繰り返すんでしょう?それとも全米でもシカゴの人間だけがおかしなもの食っているのか?
18日間に渡るWWDCの旅も終了です。どんどん1度の旅が長くなっているような気がする....。
 最後に今回使った前回の残りと2冊のチケットのフライトルート


Click Here!