WWDC 2009修行(カリブ海編)

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WWDC 2009修行(カリブ海編)のルート


AUA

WWDC 2009修行(サンフランシスコ編)からの続き

 ちょうど一年ぶりのアルーバ。相変わらず風が強いな。
今回は車を借りてみましょう。ターミナルを出るとすぐ目の前に各社の小さな小屋があります。HertzのNo1Goldの上の5スターでもなぜか一般と同じ。予約しているのに通常と同じ対応です。クルマに乗り込むまで1時間くらいかかったかな。
 日本の国外免許証を持ってこなかったんだけどいいのかな〜。一応伝票にはアメリカのライセンス番号が載っていたからこれで大丈夫なんだろう。
オラインヘスタッドを通り一路ホテルへ。

 今回も前回と同じHoliday Inn SunSpree Resort ARUBA-BEACH RESORT & CASINOです。前回はロビーから遠かったけどオーシャンフロント。今回はロビーから近いけど普通の部屋。前の方が良かったなぁ〜。何時ものことだが初めての時は良い思いをさせておいて、二回目からはぞんざいな対応になるのね。

 ラナイに出ると無料電波が確保出来ますな。ほどぼそだけどね。今日はキオスクでビールでも買ってきて写真の整理でもしながらのんびりしよう。が、仕事になってしまった。
一夜明け、車で島を一周してみましょう。
ホテルのパーキングにまるで自分が求めていたかのような車があります。これってカスタム?エンブレムもなにもないぞ。これほしぃな〜。
 目指すはカリフォルニア灯台。
 ふぅ〜んこんなものか。
 次にアルト・ビスタ・チャペルを目指します。若干迷ったが到着。一応大きな通りには標識が出ているのだが最後の最後でどっち?って感じになるので注意が必要です。道端に十字架が見てきたら正解。
 次はナチュラルブリッジ。に行く前にサンタ・アンナ教会がありました。
途中でHong Kongなるスパーを発見。ちょいと覗いてみましょう。こんなところまで中国人は進出しているのだなと感心しつつ恐れを感じる。
 ナチュラルブリッジまでは途中から鋪装とサンゴの上の砂地が交互に続きます。これなら一般車でも大丈夫。ふぅ〜んこんなものか。ゴミぐらい片付けろよな。後で地図を見たらもう一ケ所あるみたいだな。
途中に砦らしき物がありましたな。興味ないけど寄りましょう。
 今回泊まっているパルムビーチとは島の反対側のサンニコラスの方へサンタクルーズを通って行ってみましょう。途中で路線バスの後ろに付いたのだが追いつけん。バスは110km/hぐらい出してるぞ。そもそもここの奴らみんなガンガンに飛ばす。観光できょろきょろなんかしてられんぞ。所々派手な旗振りが居たのだが選挙真っ盛りのようである。
街には....ほぼ何も無ぇ〜。人が居る居ないの問題ではなく、な〜んも無いって感じ。その後は色々ぐるぐる廻ったがたいして何もないな〜と島内ドライブが終ったのでした。

AUA-CUR

早朝の空港で車を返してチェックイン。出国するに当り$34.25も取られます。去年も取られたかな〜。
キュラソー"Cura?ao"(クラサオらしい)まではInsel Airを使います。もちろんこんな航空会社知りません。Webからのオンライン予約発券も出来ないオフライン航空会社です。と、これを書いているときに見てみたらしっかり出来やがる。「Book your Insel Air flight online now!」だと。

 沖止めで〜す。こりゃなんちゅう飛行機だ?Embraer EMB 110 Bandeiranteというらしい。自由席です。17人乗りらしい。笑うぐらいぼろいですな。右側の一番後ろ(離陸時は左側)に乗ったのだが、スイッチがあるのよね。OFFになっていたけど怖いからONに出来なかった。シートの左サイドはカーゴドアです。

 40分のフライトもすぐに終了。CURの空港はAUAよりもかすかに古さを感じるな。空港からはタクシーでウィレムスタッド(Willemstad)へ。$20です。両替するところは無いらしい....。

CUR

 空港からウィレムスタッドまでの道のりはなんか荒んでいる感じがするな。
 ウィレムスタッド直前の橋まで来るといきなりウィレムスタッドの鮮やかな街が眼下に広がります。30分ほどでホテルに到着。事前情報が殆ど無かったのであるが、まぁ、安いところをチョイス。

 ホテルはThe Plaza Hotel Curacao and Casinoです。珍しくExpediaで取らせて頂きました。ルームキーが凄いです。無地の使い古しです。
部屋は十分であるが、結構騒がしいホテルだな。テレビがアームで付いていて面白い。セーフティーボックスは電池が丸見え。これって閉じた後に電池が落っこちたらどうなるんだ?

 Wi-Fiはロビーで使えます。無料ですね。
 さてと、街に出てみますかね。フロントで地図を貰い場所を確認してみるとウィレムスタッドのプンダ(Punda)側のようだ。このプンダとオトロバンダ(Otrobanda)が観光名所のエマ橋で繋がっているようだ。ホテルはプンダの先端にあるのですぐにオトロバンダ側が見えます。
なるほど、カラフルな建物が並んでますな。そしてフローティングマーケットへ....ってこれだけですか.....。お隣にあるラウンドマーケットの方が広いぞ。
 1時間もあれば問題なく廻れる街だな。しかし、どいつもこいつもぷらぷらだらだらしてやがるな。何だ?この街は?アルーバと60kmぐらいしか離れていないのにこの違いは何だ?
 夜になるとだ〜れもおらん。相変わらずぷらぷらしている老若男女はいるのだが、街は暗闇に包まれています。ここで気が付いた。プンダとオトロバンダを繋いでるエマ橋は動くんだね。船が来ると開くんだわ。
 一夜明け、今回の宿泊プランは朝食付きWi-Fi付きだったので朝食に行ってみましょう。コンチネンタルタイプですな。うん、やっぱり朝は食えん。
 今日はオトロバンダ側に行ってみましょう。

 端を渡るとすぐに広場になっている。そして正面に並ぶ色とりどりの建物。これってそのまんまHoward Johnson Plaza Hotelだったようだ。

 海沿いに砦があるのだが、ここはモールみたいになっているぞ。人は全く居ない。更に端を歩いていくとRENAISSANCE CURACAO RESORT AND CASINOがあります。出来立てほやほや。まだ工事中。

 他には....なんか汚い旧軽伊沢みたいな通りがブリードストリート。ここがオトロバンダのメインストリートなんだな。ここでもどいつもこいつぷらぷらだらだらしている。典型的な土産物屋やたいしたものが無さそうな洋服屋がある。しかし、服屋は意外と賑わっている。道端には画像のようなカラフルなすけべ椅子が置いてあってここが憩いの場らしい。
 あとは別に何もないかな。プンダに戻り、昨日大人気だったホットドック屋でハンバーガーを注文。ハンバーガーとコーラで400円位か。安いわけではないな。
 日帰りというか長めのトランジットで十分廻れる街ですな。他にもリゾートなどがあるようだが、街が面白くないんじゃな.....。

CUR-SXM

 今一盛り上がりに欠けたクラサオを後にしセントマーティンへ向かいます。
チェックインで小さなトラブル。「セントマーティンはビザがないと行けないよん」「日本のパスポートだから大丈夫だよん」と、どこかに問い合わせているが、誰も日本のパスポートのことなんかわからない様子。30分ほど色々なところに聞いたようだがやっぱり駄目らしい。そこで「ほら戻りのチケットのあるんだよん」って見せたら、「それなら何とかなるかもしれない」と、またお電話。結局問題ないことが分ったようだが、何時もこんなに面倒なのかな。やっぱりここに来る人でUAを使い人は少ないのから?
 CURにも小さなラウンジがあります。ソフトドリンクとワインは無料。
 機材はMD83だそうです。指定席ですよ。この機材もボロいけど気にしてはいけない。
離陸直後にPAXのボーディングパスを集めます。抽選で一名に「何かが」当ります。ドリンクサービス後にボーディングパスを返してくれるのだが、これが時間かかるかかる。
ミールもあります。手渡しミールです。チョコレートデニッシュ。うまうま。ソフトドリンクの一番人気はクランベリージュースでしたな。
 SXMへの着陸は当然マホビーチからである。来た来た来たよ〜ん。
 この空港も当然のごとく日本¥なんてものは対応しておりません。EURに両替しようとしたらUSDで問題ないとのこと。なるほど。
 タクシーに乗り2分でホテルに到着。そりゃそうだよな。ターミナルは滑走路の真中辺りでホテルは滑走路の端っこなんだから。これで$10か....。荷物が軽ければ歩いていけるけど、ガラガラしていくと歩道があるわけではなく、道も奇麗な鋪装ってわけじゃないから辛いな。

 ホテルはSonesta Maho Beach Resort & Casino St. Maartenです。おそらくここが一番近いのであろうと言うことでチョイス。結果的には大正解。

 部屋にWi-Fiは無い。LANは来ているのだが登録ではじかれる。フロントに聞いたらロビーのWi-Fiを使ってくれとのこと。パスワードを書いた紙を渡されたのだが、1パスワードに付き一つのMacアドレスが使えるようだ。同時にiPhone3Gで繋ごうとしたら「1台しかあきまへんで」とおしかりを受けた。
 リゾートだけあって冷蔵庫もあるし、必要にして十分。ラナイも十分に広い。海側ではないが滑走路の離陸のスタートが見える。窓を開けていると凄い爆音です。空港の近くに住む(近くに空港がやってくる)と五月蠅いと思われますな。でも窓を閉めていればそんなに気にならないな。ちなみに一番音が強烈なのは757でも340でもなくInsel AirのMD83です。
 まずは探検に出かけましょう。ホテルを出て1分ほど歩くとMAHO Beachです。こりゃ近いわ。まさに滑走路の端に柵があり、5mくらいの幅の一般道を挟みビーチがある。こりゃ凄そうだ。
近くにはスーパーもあるし、レストランもそこそこ揃っているし、大きめのカジノもある。一人だからしてレストランで食事なんかしないでスーパーで買ったビールとおつまみで十分に暮らせる大熊猫です。
 丁度セスナが飛んできたのでファーストショットだ。
 こりゃ考えて撮影しないとならないぞっと。
 一応事前に離発着時刻は調べていたので、これに合わせて行動するとしよう。簡単に書くと離陸は13:00〜16:00に集中し、着陸は12:00〜15:00に集中する。冬がシーズンだから冬の方が大型機が多いのかもしれない。
 初めての離陸を経験して驚いた。こりゃすげぇ〜わ。飛行機に全く興味が無くても面白いと思うぞ。意外と人気の少ないビーチですが、離発着の時間になるとどこからともなく人が集まってきます。
 Sonesta(今回宿泊のホテルね)のマホビーチを挟んだ反対側にあるカフェには到着時間が書いてあるサーフボードが刺さってます。出発時間は書いてないな。このマホビーチは狭い浜があって海に向かって急激にスロープになっているのでジェットエンジンの暴風によって一歩間違えると海側に転げ落ちるので注意が必要です。
 本日最大のイベントです。AFのA340(のいくつだ?)が飛来します。これが現在の最大級の航空機じゃないかな?
 ここで悲しいお知らせ。あまりにも暴風に耐えながらコンパクトデジカメなんぞ安物を無防備に使用していたため、動画にもはっきり写っていますがレンズ内はゴミだらけ。しかも、オートフォーカスのセンサーまでいかれてしまった。修理出来るかな....。
と、バラしましたが、余計に壊しただけで終了。下手に工具なんか持ってくる物ではない。これで一日棒にふることになった。ホテルに聞いたら「エレクトロニクスショップはフィリップスバーグまで行かなければ無いよん」なんて言うもんだから、フィリップスバーグ(Philipsburg)までお買物に行かなければいけません。
 ここで地獄に填る。タクシーで行ったのだが、走行2分ほどで空港のターミナルを通過した辺りから大渋滞。なんでも何時もそうなんだと。1時間経っても滑走路の端に付く程度。痺れを切らした運ちゃんは果敢に一方通行を逆走します。「いいぞ〜行け行け」と、本線に戻るところにおまわりさん。出来すぎだろ。お巡りさんから提示された条件は2つ。(01)ここで素直に切符を受け取る(02)戻る。当然「戻る」を選択したので戻ります。ここでどうやっても閉店前に到着することは困難であるという判断でホテルまでGo Back。
やけ酒だ〜。
 朝9時半にホテル出発。乗り込んだタクシーは14人乗り....バスだな....。フィリップスバーグに到着したのは1時間後。この時間でもかなり渋滞である。
ヒルクライム中の
走って分った渋滞の原因。
◆そもそも一車線である。
◆そもそも道が奇麗ではない。
◆マホビーチからフィリップスバーグへはルートが一つしかない。
◆山越えなので全体的に速度が落ちる。
◆そもそも人類が暢気である。
と言うことで、朝晩のまだ空いているであろう時間帯でも往復2時間はかかることが判明。
 この運ちゃん人がいるとクラクションを鳴らします。なんでもフレンドリーだからだそうである。
ひとけの少ないフィリップスバーグに到着。
 なるほどなるほど、ちょっと小奇麗な街ですな。主立ったエレクトロニクスショップは2つあり、一方はお高い奇麗なお店でもう一つはインド人経営のサイババポスタペタペタの良心的なお値段のお店。
 旧タイプだがLUMIX DMC-FX35をチョイス。確かこれはペナンで壊れたな....。$180なら問題ないでしょ。これでデジカメ復活である。今度は(って残り半日しかないんだけどね)風上にレンズを向けるのは止めましょう。
 意外とタクシーの通りが少ないので15分後にまた来るように話を付けていたので、フィリップスバーグ滞在は15分です。また来なくっちゃ。結局、往復3時間のオプショナルツアーである。
 さてさて、デジカメ復活なので通常トリップに戻りましょう。マホビーチの様子も動画で撮りましょうね。
 ついでに連射を使って撮ってみましょう。撮った物をiMovieで編集。
 風向きはずっと向い風(つまり滑走路から海に向かって吹いている)だが、たまに追風でも離陸するらしい。貴重な動画も撮れたぞ。これはこれで怖いな〜。
 エンジンに向かって撮影するのはリスクが高いので、おとなしくエンジンに背を向けてビーチがどうなるかを撮影してみましょう。左がプロペラ機のATRで右がAFのA340である。こんなに違うのよ。
 これにてセントマーティンでのイベントも終了。そうそう、ホテルの周りもご紹介しておきましょう。ホテルは一般ゲスト用とタイムシェアに分かれていますね。ホテル前の通りは一応アーケードになっていますが寂しい感じ。ホテルの目の前にちょっと大きめのカジノがあると。
 部屋でCarib BeerRed Stripを飲みながら既に1000枚を越える画像やら動画を整理して、夜はカジノに行ってみましょう。

 Sonesta Maho Beach Resort & Casino St. Maartenに隣接するカジノはCasino Royalです。意外や意外、結構広いです。アルーバやクラサオにあるカジノなんかより広いね。昼間に覗いたときは人もいなく、ステージではリハーサルなんかやっちゃったりしてましたな。
ホテルゲストは$10のバウチャーが頂けます。このカジノカードのブースのお姉ちゃんにパスポートを見せると猛烈に感動していた。初めて見るし、素晴らしいデザインなんだそうだ。でもカジノカード作るときはこのパスポートじゃ分らないからと言うことで、アメリカのドライビングライセンスが採用されました。カジノカードを作ろうとしたのだが、プリンターが壊れていてプリント出来ず。アルーバでも壊れていて使えなかったな。カリブ方面はこんなもんだろ。夜になると結構人が集まってきますな。年寄系は寄るに遊ぶところ無いもんな。
ぐるりと一廻りすると中々面白い物があるぞ。テーブルゲームは各種1台しか無いんだけれども、マシーン系は色々と揃っているな。

 ラスベガスのストリップからは完全に消えたビデオポーカーのPick'emですが、マルチプレー・マルチデノミのPick'emがあったりします。「Pick'em 10 Play」「Pick'em Bonus 10 Play」「Pick'em Deudes Eild 10 Play」で¢20/$1デノミなんてあったりする。その他にも面白そうなマシンもある。古いわけではなく最新のペニースロットもあったりするんだな。たまにはコンプを気にしないでこう言うところで遊ぶのも良いぞ。

 色々あったセントマーティンですが、ここは良いところだな。アルーバよりこっちがベースだな。

WWDC 2009修行(ラスベガス編)へ続く



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