地獄のニューヨークへ


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準備編

 さて前回のシンガポール往復からの続きになります。
 アップグレードが残っているのは国際線部分のNRT-ORDとSFO-NRTでありますが、SFO-NRTは10日前にコンファームされた。
今回837の方が新型シートだったので見事に混んでいたのだが、実際にはビジネスクラスのブロックが30席ある(どんな意味があるのか分らないが)ので22席が埋まっていた模様である。それがなんと機材変更で旧式に戻ってました。ざまぁかんかんである。それよりもわざわざ853の方にしたのはアップグレード狙いエコノミー客が恐ろしいほどプレミアシーティングしていたからである。一人なら狙ってみるが今回はビジネスクラスが命題であるので弱気に旧型シートにしてみたわけ。
 アップグレードが残っているのは国際線部分のNRT-ORDとSFO-NRTでありますが、SFO-NRTは10日前にコンファームされた。
今回837の方が新型シートだったので見事に混んでいたのだが、実際にはビジネスクラスのブロックが30席ある(どんな意味があるのか分らないが)ので22席が埋まっていた模様である。それがなんと機材変更で旧式に戻ってました。ざまぁかんかんである。それよりもわざわざ853の方にしたのはアップグレード狙いエコノミー客が恐ろしいほどプレミアシーティングしていたからである。一人なら狙ってみるが今回はビジネスクラスが命題であるので弱気に旧型シートにしてみたわけ。
 最後まで残っていたNRT-ORDの後の方の便であるが72時間目にコンファームされました。取り敢えずはお役目御免である。


NRT-ORD-LGA

 シカゴ線は1年以上ぶり、マンハッタンは2年ぶりです。LGAも2年ぶりと言うことですな。
 今回は雨女がいるので基本の天気は雨である。江戸も土砂降りであるが、何故か晴れ男大熊猫の出る瞬間だけは雨がぴたりと止むのだな。傘いらずである。いつものように箱崎TCATからリムジンバスで成田空港へ。
フライトの4時間前集合です。この4時間前って意外と早くないのだな。
数親等ご一行様はNEXで到着後、なんだかクロネコの空港宅急便とやらで荷物を送ったらしいので、クロネコのブースへ。このブースがなななななぁ〜んとチェックインカウンターと対極にあるので遠いのだ。しかも、この時期であるからして成田空港第一ターミナル南ウィング中央部通路付近は途方に暮れた旅行者とくねくねしたチェックイン待ちのエコノミー客の列とが入り乱れかき分けるのに時間がかかる。日本語だと道開けてくれないが英語だと皆さん道を開けてくださいます。この時点でロスが15分か。
 まずはチェックインを簡単に済ませると....お寿司だそうです....。なぜわざわざ空港まで来て高いお食事を....。ここで4000円/一人を消費し、30分ロスします。
 さ、出国しましょう。混んでますな....。シンガポール発券組は 自動化ゲートを登録済みなので自動ゲートに向かい、自動化ゲートを避けて横ちょのブースから出国です。これだとスタンプも押して早い。しかし、非登録組がいるから一緒なのよね。
 今回は日本ヘリコプター居酒屋風待合室には向かいません。存在すら教えません。一直線にRCCに向かいます。しばし休憩後、セレブ達はお買物に向かいます。大熊猫は仕事の最終調整とシャワー。
搭乗開始(出発45分前)前にはゲートに向かうぞという話をしておいたが、セレブ達がラウンジに戻ってきたのはラウンジを離れる20分前です。ここからシャワーだそうです。ま、カラスの行水なら早いでしょう。ということで最後のビールを飲んでゲートに向かうと電話があり、約一名頭から洗いまくったそうなので時間がかかると。御自由にして下さい。
 今回レッドカーペットで新兵器が登場しました。ビスケットとクッキーです。嫌いなんだけどね、撮影のためだけに頂きました。
 UA884は満席です。インボラの嵐です。1KのPNRと一緒の旅程だよんメッセージを入れたところで平セレブは平なのでエコノミー確定。1K用のアルコールバウチャーを2年分渡したので大丈夫でしょう。エンターテイメントなんか同じだしね。
 乗ってしまえばいつもと同じです。
 たまには世界のチーズセレクションにしてみましょう。乾いたチーズが2種類だけなんですが、世界のチーズセレクションです。美味いんだか不味いんだか。これにポートワインです。こりゃ美味い。
 途中急病が出たようですがどうなったかはわかりません。
 ORDに到着しました。イミグレが大変なことになっています。両サイドとも激混みというか溢れているというかもの凄い人間の数です。 ほぼ戒厳令状態です。16:15にイミグレに到着したのだが、イミグレを通過し、税関を通過し、セキュリティーを通過してコンコースBに着いたのが18:40であります。イミグレだけで2時間だな。指紋のスキャンが10本になったからか?しかし客が多すぎるぞ。当然予定の便には間に合うわけもなく、国際線ターミナルの税関を出た所では同じような人間の対応が時間かかっているので、ターミナル1に移動しようとしたら、モノレール?が来ない来ない。でも来たので乗込みターミナル1に移動して、ガラガラのチェックインカウンターでチェックインしようとしたが職員が少ないぞっと。
 なんだかんだで20:15のORD-LGAを確保したのだが、現在ディレイ中。このORD-LGAは結局20:39発となりました。2時間半予定が狂いましたな。ただ待つだけの4時間半ならまだしも、あれこれ問題を抱えながらの4時間半は疲れるぞ。
 結局最終のLGA便にて深夜にLGAに到着。ORD-LGAってミール無くなったんだっけ?最終便だけか?残念である。タクシーで一路マンハッタンへ。
 

NYC

 Hilton New Yorkに到着です。このホテルは昼間のロビーがニューオータニ状態で嫌いなのだが、HISのプロモーションで高いが安かった。1週間前のラックレートは$800以上です。恐るべしニューヨーク。
 一部は25階を割り当てられ、こちらは9階です。Hiltonのポイントなんかどっかいっちまったな。ネット接続は細かい設定があります。高いです。
 さてさて、今回は中3日あります。初日の朝からガイド付きで半日観光だそうです。$55/一人。ま、安い方でないかい?でも朝から街を見て回ってもな....。Hiltonを出発しチェルシー 、グラマシーへ。あまり行きたくないグランドゼロからウォール街を通り、バッテリーパークからスタテン島への無料フェリーで往復し、ブルックリンブリッジを渡り、マンハッタンへ戻って国連を通過し五番街で終了。
 買物三昧チームと別れ、AppleStoreの異常なほどの人混みでiTunesギフトを買うのを諦め、日常品の買い出しへ。
 早めの晩ご飯はおやつの時間にCarnegie Deliへ向かいます。セレブ達は全くお気に召さない様子です。こういうのは理解できなということだな。こういうのが分らないとアメリカってつまらないと思うのだが....。
その後、なんだかショーだかミュージカルだか演劇だか詩吟だかを見に行くというのでブロードウェイ近くまで観光し、こちらは疲れたのでホテルでお仕事してからバーで飲んでお仕舞い。

 2日目。セレブ御一行はメトロポリタン美術館だそうです。平日の真昼間から何もやることがないが、陽気もいいのでセントラルパークで地学のお勉強をしましょう。その昔、氷河が運んできた岩石である迷い石を捜しましょう。ウェストサイドから斜めにイーストサイドまでぷらぷらぷらぷら。公園にいる人達はそれぞれ思い思いのことをして過ごしているって感じ。これが日比谷公園だと疲れている人がさぼっている人って感じだな。
 おやつの時間にリクエストです。醤油味だそうです。面倒だからSAPPOROに連れて行きましょう。これもまたご満足いただけないようです。夜はまたまたショーだかミュージカルだか演劇だか詩吟だか落語だか映画だかだそうだ。

 ホテルで一休みして、さぁ飲みに行くか!というところでセレブ一行がお戻りになられ「腹が減ったから醤油を食わせろ」だそうなので、これもまた面倒なので「萩」へ。
混んでます....。名前と電話番号を残し周辺(っていってもタイムズスクエアだな)をガイドして、呼ばれたのでお店へ戻る。すっかり完璧な居酒屋になっています。
暫くしてお隣の空いた席には鮎さんがいらっしゃいました。意外と鼻低いね。昔と違って中森さんはいらっしませんね。

 もう最終日です。セレブ御一行は朝からBloomingdale'sだそうです。ホテルからタクシーに放りこみ、こちらは歩いて行きましょう。暫くしてBloomingdale'sに到着したら、まだ入口近くのバッグをお買物中です。後で調べたんだが、$350位の物は日本で3万円くらいで売ってますね。ま、金余りの人生には関係ないですがの。ざっと中を見回して、やはりこれは付き合ってられんと思い、近くの駅から地下鉄でグランドセントラル駅へ。地下のフードコートでまったりしてからお散歩です。途中、本屋で色々買物をしてからホテルに戻る。

 ホテルに戻って暫くするとセレブ御一行が戻っていらっしゃり、「車寿司だ」なんてことを言い出すので、お一人様$300からになると言うと4人で10万円以上になるので、有名なオイスターバーに連れて行けと.....。それってあのグランドセントラルのかい?ってことで再びグランドセントラルへ。
 ワインを2本も空けた御一行は$400を支払い、気絶しそうになり。駅構内を散策し、ホテルへ戻る。
 なんか中途半端な時間にホテルへ戻ったので爆睡してしまった。翌日の便は朝が早いのでマンハッタンはこれでお仕舞い。

JFK-SFO-NRT

 早朝のマンハッタンからJFKに向かいます。チェックインカウンターはまだ空いてません。一般向けチェックインカウンターでは荷物は有料だぞ〜ってなことをUAの職員が叫んでます。一人一人荷物の重さを量ってますね。
こちらは1Kだし国際線のビジネスクラスだし荷物がかなり増えているが問題なし。
 一番乗りでレッドカーペットクラブ。
 久しぶりのp.s.便です。これまた2年振り。757に乗込んで窓の外を見るとなにやら見慣れぬ物が。ウィングレットが付いてます。トランスコンチ路線にしか使われない機材だから少しでも燃費を稼ぐんでしょうね。
 この機材は個人用モニターが付いていないのでパーソナルDVDが配られます。ところが以前と違って段違いに使いやすくなってます。DVDではありません。WMPファイルが詰ったARCHOS 704という携帯メディアプレーヤーです。コンパクトで便利には違いないのだが....遅い....動作が遅い....。でもこれだとお食事中も邪魔になりません。ところが、日本語音声は全くありませんので悪しからず。
 朝食を食べ、映画を見ながら、途中で地学のお勉強をしながら(セレブは熟睡のため地学のお勉強が出来ず悔やんでおりました)のフライト。
 到着前の味の無いタイカレーラップを頂きます。
 到着超然には水のボトルの配給があります。よっぽど国際線よりゆったりしてます。
 SFO到着後、国際線ターミナルへの連絡バスは使わず(煙草吸うセレブのため)てくてく国際線ターミナルに向かい。煙草を待ち、素直にセキュリティーを通り、ラウンジに向かいます。混んでいやがる。
少し時間が経ってからセレブ一行は免税店へお買物ツアーでお出かけ。
 UA837はインボラがかなり発生したようですが、2親等と3親等はエコノミーから変らず。やはりフェアの違いか?
ビジネスクラス最後部の中3席はクルーレストに割り当てられています。
 どんどんしょぼくなるミールですが、前菜も盛り付けと言うよりもばらまいた感じに思える今日この頃だ。
 久しぶりにカップ麺を頂いたのだが「きつねらあーめん」から「きつねらーめん」に名称が変わっていましたね。
 到着前には最近お気に入りのサンドイッチを頂きます。
 なんだかよく分らなかったニューヨークツアーですが、セレブ一行は満足したようなのでいいとしましょう。


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