MacWorldExpo 2010修行の発券

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準備篇

 毎年恒例のMacWorldExpoである。毎年1月の初めだったので前年に発券修行をしたり、アジア経由の北米をストレートで言ったりしていたのだが、来年は2月なので気持ちにゆとりが出来る。それに1月に発券修行をすればそこはSystemwide Upgradeを使えばいいのだ。

 1月の予定が決らずにいたのでPNRを作り始めたのは1月に入ってからとなった。

 アジア発の南米かカリブ海に決め打で色々考えてみた。
まず南米とカリブ海では価格差が50000万円以上になる。赤道を越えた事がない大熊猫にとっては、これに目をつむったとしても問題がある。それはPNRを作っていて色々計算してみたのだが、日本経由で飛ぶとなるとどうやっても距離が20%増えちゃうのだな。つまり、これは料金が2割増しになると言うことなのだ。

でだ(c)大熊猫

根本的にカリブ海方面は15万円位で南米だと21万円位。これに南米は2割増しになるので25万円位になってしまう。これになんだかんだ加算されるのでカリブ海20万円の南米30万円になってしまう。この価格ではやってられないな〜。と言うことでカリブ海のアイランドホッピングに決定。

 一応PNRを作ってUAに確認して貰うとs/oが1回多いので発券出来ないと。ルールには大丈夫と書いてあるのでシカゴに問い合わせてみるとのことで返事を待っているところで、なななななんと翌日に運賃ファイルを削除しやがった。通常こういう場合は代理店向けの運賃を裏で残しておくのだが、キャリア運賃は全て削除された。これではUAも発券出来ないと言うことになった。そこで2〜3日様子を見るが復活は厳しいようである。こうなると根本的に発券地と旅程を変更しな買えればならない。
 とは言っても、既に残りのKULまでは確定しているのでいじりたくはない。そして発券地を買えてチケットを根本的に変えると言ってもシンガポールしかないではないか。
シンガポール発券で辛いのはs/oが3回までなのよね。しかもルート制。通常s/oはNRTで2回消費してしまうから残りは1回。復路で大熊猫の聖地であるLASに寄るので、これで合計3回となってしまう。
 しかたがないので本来の予定であるSFOにギリギリまで滞在することにし、内容を濃くすることに決定。これが以外と辛いかも。本末転倒である。(LASを目的地にすれば問題ないだろうって?)
 LASとNYCの差は15000円位。LASだとマイルは17000マイル位でNYCだとマイルは22000マイル位である。マイル単価で考えるとLASは高いなぁ〜。

 どうせならSFOで頑張ろうじゃないかと言うことでNYCよりはちょっと高くちょっと遠いSJU行きに決定し、予約発券。またあの運賃復活したりしないだろうなぁ〜してくれないかなぁ〜。これってその昔にキャンセルした旅程じゃないか....。ちなみにs/oはHクラス以上が3回までで、それ以下は1回である。

 こうなってくるとあそこ発券が復活しそうだな....。ちょっと調べよう。

 さて、アップグレードであるが案の定NRT-SFO、SFO-NRTがWLとなり、SJU-IADもWLとなった。最近はGSが爆発的に増えてるから心配である。

 SJU-IADのアップグレードはコンファームされた。丁度3週間前だな。



NRT-BKK

 さて、太平洋路線がWLのまま2010年度の修行開始だ。まずはバンコクまで行ってくるとしよう。
 タクシーとリムジンバスを乗り継ぎ成田空港に向かう場合は往復で8000円+である。車で行くすると今回は5日間なので12000円+燃油サーチャージとなるので、一人で行く場合は赤字になってしまうが、面倒だから車で行く。
 出発前にオンラインチェックインで状況を見ようと思って焦ったわ。アップグレードのコンファームを頂いているのにシートアサインが47Kとかになっている。どれでアップグレーする?なんて聞いて来やがる。記録上はエコノミーの記録なんて無いのにね〜。

 それはそれとしてNRTに到着である。相変わらずCOのチェックインを委託されたUAはばたばたしているな。問題は人減らしとそのCOのお蔭でUA側が手薄になってしまったことである。暫く並んだのを見たことがないBカウンターに人が並んだぞ。チェックイン4人に対してUA人員が多くて2人、少なくて0人とお粗末な状態。しかもUAが外部に委託しているもんだからスキルが低いのよね。大熊猫の場合はチェックイン時にItineraryも出力して貰うから、これに約30分。

 

痩せに入っている大熊猫は日本ヘリコプターの居酒屋には目もくれず一路ユナイテッド航空のラウンジへ。ここでも珍しく並んでいます。激込み。RCCに入るのに数十人並ぶとは思わなかったよ。入口で期限の切れたRCCの会員カードを見せるとすんなり通れた。いいのかなぁ?こちらはそもそもここでリニュアルするから良いんだけどね。
時間にあまりにも余裕があるので問題ないのだが、これまたラウンジも激混み。
 そして暑い暑い成田空港なのでシャワーへ。
 シャワーは混んでいない無かったのだが、受け付けで
「ドライヤー使います?」
「ん?付いてるでしょ?」
「貸出になりました」

 撤去されてますな。やはり湿気のあるところなのでメンテとかに金がかかるんだろうな。それを切ったんだな。

 搭乗アナウンスはCOのも行ってますね。完全にUA&COですな。

 最近はNRT-ASIA路線はアップグレードが取れたんだけどなぁ〜、太平洋路線が取れないなぁ〜。

 相変わらず不安定なエンターテイメントシステムですな。

 ミールは3つからのチョイスが可能。牛、鶏、鮭。今回は鶏をチョイス。

はじめに
季節の野菜
フレンチヴィネグレット

メインコース
TRADER VIC'S 鶏肉の細切り、タイ風グリーンカレーソース
ジャスミンライス、ローストマッシュルーム、野菜の取り合わせ

デザート
ELI'Sチェリーフランジバーヌタルト
クリームアングレーズ、ピスタチオ

 食後はちんたらねむねむしているとバンコク到着。バスじゃなくて良かったのだがE7なんて遠くのゲートに到着。しかもターンテーブルが12だそうだ。
イミグレに到着するとこれまた人が溢れかえっています。そこでターンテーブルが12と言うので反対側のイミグレヘ向かう。こっちも人が溢れているがこっちの方が空いている。イミグレ通過になんと40分以上。とんだ国だぜ。

 到着階ではなく1階になったパブリックメータータクシーの乗場に向かい、あてがわれたのは赤と白のタクシーである。これこそが交渉制タクシーである。つまりメーターが無い。メータータクシーに並んでメーター無しタクシーをあてがわれるとは。恐るべしタイランド。

しかし、こっちの方がターボメーターよりは安いんじゃないのか?トップギア5000rpmでかっ飛ぶタクシーに乗り、歓楽街のホテルに到着したときには既に01:00をまわっている。


BKK

 今回の宿泊はLe M?ridien Bangkokである。なるほど、部屋でチェックインはしてくれないんだね。この方が良いけどね。先ん高止まりの傾向があるスターウッズ系なのだが、キャンペーンもあってかなりお安く取れました。本来ならこの金額でこの程度なんだけどなぁ〜と思う今日この頃です。ま、当りでしょ。

 スリフォンにあるんだね。丁度パッポンのところだ。どおりでホテルのあらゆるところが日本語日本語が多いわけだ。窓から眺めると
天井が高めでいいね。ウェルカムフルーツは無いな....。コンプ水は5本もありやがる。これでTHB50分だな。

 裏にはワット・ホアランポーンがありますな。

 空は曇り空だが大熊猫は晴れ男と言うことでビールでも飲みに行きましょう。昼間は何もないパッポン1を抜けサラディーンからBTSでサファーンタクシンで降り、サートーンからいつものプラアーティットへ。

 カオサンではパッタイをぱくつきながら適当にビールを飲みましょう。

 ガソリンも詰め込んだし、目的の調査をして、ちょっとつまみを買込んで、一度ホテルに戻ろうとしてタクシーを捕えるも混んでいるから行きたくないと。トゥクトゥクを捕えるも混んでいるから吹っ掛けてくる。分らないでもないがTHB200だTHB300だは言い過ぎだろ。
 頭に来たので来た道をそのまま戻ることに。

 ある店で魚の揚げ物を買ったんだが....身をほどいてみるとピンク色。ちょっと食べてみるとまるで塩の塊だぞ。これはなんだ?いくらライムを掛けたところでどうしようも無い塩味。っていうかもろ塩漬け。こりゃなんだ?

 さて夜は近場でのんびりしましょう。ゴーゴーバーも今や半額のTHB50だな。日本人向けは酷い状態だな。


BKK-KUL-KBR

 ホテルをチェックアウトしてタクシーで空港へ。TGのエコノミークラスなのでHカウンターへ行くともの凄いことになっている。しかし、聞いてみると☆Gはあっちでいいよんってことで空いているBカウンターへ。そうだな、確かに前もこっちだったな。

 しかしだ、ボーディングパスはエコノミーなので混んでいる方のイミグレへ。イミグレの馬鹿女が到着時のスタンプを探しているもんだから、「ここですよ」と教えてあげると「わかっているわよ」「私に文句でもあるのか?」「こっちのやることに口を出すな」なんてことを言うもんだからこっちもぶちぎれて「いいからさっさとやりやがれ」と(日本語で)どなる。運び屋のようにここで折り返えされるとどっかに連れて行かれるのかもしれないが、どうしようも無い奴はどの国にでもいるものである。折り返されなくて良かったよ。
 しかもイミグレを抜けてすぐにセキュリティーなんて馬鹿げたことをやっているものだから、これまた溢れかえっている。これの通過に40分。
 ボーディングが開始されているであろうゲートに向かうと、何とゲートはE10である。なんでまたこんな端なんだ。

 ゲートに到着してボーディングパスを見せると、一瞬間が空き違う色のボーディングパスを出してくれた。なんとTG初のインボラでビジネスクラスへ。これでイミグレの馬鹿も、どうしようもないセキュリティも途方もない遠方のゲートというのも忘れさせてくれるなぁ〜。

 恒例のシップチェンジでA330-300からA340-600へ。本来ならば2クラス制の50インチほどしかないシートピッチから60インチのシートピッチの長距離線機材へ。らっき〜♪
搭乗開始は出発10分前とのんびりしていて定刻の10分遅れで出発。

 エンターテイメントはエコノミーも同じだろうけど、UAに比べると圧倒的にこちらの方が楽しめますな。でもフライトタイムはたかか1時間45分。でも前にフルフェアで使ったBKK-DELのA300よりははるかに上だな。
おおお、こんなに短いフライトなのにメニューまで配られるぞ。しかもミールは麺、オムレツ、ローストダックの3つからチョイス。

Fruit Juice
Fresh Fruit and Yoghurt

Main Course
Spanish Omelette, Premium Chicken Sausage
Vegetable Nugget, Baked Half Tomato with Olive Oil and Oregano


Croissant

 BKKと打って変わっていつものようにギャランドゥじゃなくがらんどうなKUL空港である。一旦荷物をピックアップしてチェックイン。MHに乗り換えましょう。Enrichは入会しているが安チケットばかりだし、フルフェアビジネスのチケットでも余りにも短距離とかだし、全く貯まりません。期限も3年後の12月末だしね。

 荷物がBKKからスルー出来なかったので、こうなると荷物をピックアップしてから国内線を飛ぶことになるのだが、そうするとお休み出来る場所がないのよね。国内線のエリアにはMHのラウンジしかないんだよん。

 さて、Kota Bharu行きはいつもの737-400です。未だに灰皿の付いたボロ機材です。搭乗開始はこれまた出発10分前。これまた遅れて飛びだちます。ま、遅れても何とも思わないけどね。

 街が見えるぞ。あそこか?結構広そうだぞ。

 この空港は誘導路がないため着陸後滑走路でUターンしてターミナルへ。ターミナルはアルバよるちょっと小さいくらいだな。降りるとイスラム臭がすごいです。イスラムイスラムしていますな。サバ州と違って入国審査はありません。寂しいチェックインカウンターもあります。

 到着してターミナルから出るとタクシーらしきものが無い。タクシーステーションの表示は無い。実は路上に「TAXI」と書かれているのだ。そこにタクシーが止まっているから分るわけがない。かすかに一つだけ有るタクシーのチケットカウンターでチケットを買ってタクシーでホテルまで。ホテルまでは27リンギですな。


KBR

 ホテルはDynasty Innです。マリオット系があったんだが街から離れているみたい。こうなるとどうでもいいという感じで選んでしまった。4000円くらいですな。ちょっと贅沢してエグゼクティブルームにしました。朝食付きネット付き。コーヒーメーカー付き。経営は中国系だな。なんと言ってもセンスがない。

なるほどかすかにクランタン川が見えますな。

 フロントで地図を貰って何があるのか聞いたら、博物館があるぞ。でももう閉まる頃だ。時計台があるぞ。近くに旅行案内所もあるぞ。でももう閉まる頃だ。をいをい。

 この街ね。信号が少ないの。でね、車が一杯なの。道路は死ぬ気で渡りましょう。

 車は大量に走っているものの、人が殆ど歩いていない。商店も殆どやっていないぞ。日曜だから?イスラムの休日は金曜じゃないのか?それとも夕方だから閉まっちゃっただけなのか?
地図を頼りに色々歩いてみたが、マーケットの残骸くらいしかないぞ。中華系食堂はやってるな。でも人はいないな。いても中国人特有の上半身はだかで腹の出たおやじだな。ショッピングセンターらしきものもあったが閉まっているな。もちろん博物館というかカルチャー地域にも言ったが案の定閉まっている。
この街で一番高級であろうホテルがあったが閑散としている。そもそも白人も日本人も全くいない。

 唯一人だかりの出来ていた屋台で鶏ご飯を買って食べてみよう。

 あっという間に日が暮れたので、ナイトマーケットへ。

 やってないじゃん....。Kota Bharu終了〜。


KBR-KUL-SIN

 二度と来ることのないKota Bharuを後にしましょう。タクシーで空港まで30リンギ。人がいない空港なのにフードやらキオスクやらは妙に充実している。
全く持って態度の悪いMHのムスリムおばさんにてチェックイン。チェックインカウンターが一番暗いとはね。どういう空港なんでしょ?

 いつものぼろくて狭い737-400で食べないけど朝ご飯を頂いてあっという間にKULに到着。

 KULに到着してTGのラウンジへ行くと「Star Allianceの国際線出発待ちの客じゃないと利用出来ないのよ」と言うことで、向かいのPLAZA PREMIUM LOUNGEへ。こっちでも対して変らないな。中々食事も充実しているし、そこそこ変り種を運んできます。

 別にわざわざMHを使わなく立ってAir ASIAを使えばかなり安いのだが、ターミナル移動とか面倒でしょ。SINまではこれまたぼろくて狭い737-400である。これまた食べないけどお昼ご飯を頂いてあっという間に日本を抜き去った近代国家のSINに到着。ここは....ターミナル2だな。

 タクシーで一路リトルインディアへ。


SIN

 寝るだけのホテルはBroadway Hotelであります。今回の目的はムスタファセンターだけなのでリトルインディアで探した。ここが安かった。もっと安いのがあったが狭いらしいのでここにした。宿の高い高いシンガポールで6000円なら良いとしよう。

 早速お買物でムスタファセンターへ。30分で終了。何もすることがない。ホテルでのネットはSGD5/2h、SGD10/10h、SGD18/24hである。

 暇なので工事が終わって再会したテッカセンターやテッカモールの地下にあるシンションに行ったりして暇を潰す。夜は近くのアイルランド人がやっているバーで安酒(というか以外と安いのよ)をいくばくかあおってシンガポールも終了。


SIN-NRT

 ホテルからタクシーで空港へ。さくさくっとチェックインして嫌いなラウンジへ。ネットもあるが受け付けでパスを聞かないとね。でも立つのが面倒なので隣のシルバークリスから盗波しましょう。

 SIN-NRTは未だ旧型シートの嫌いな方のコンフィグ機材ですな。確かに新型のビジネスクラスシートも快適なのだが、これはこれで広いし、寝返りも打てるし、いろんなポジションも出来るから有りかな。これで電動なら文句なし。
隣は来ませんね。ツインモニターじゃ。らっき〜♪
相変わらずキャンセルの多い路線です。

はじめに
お選びのお料理とともに新鮮なフルーツとパンをお持ちいたします

メインコース
コンチネンタルブレックファースト
新鮮なフルーツ、シリアル、ヨーグルト

 SIN-NRTはミールが2回あります。そして、なぁ〜んと2種類からチョイス出来ます。→詳しくはこちら

ご到着の前に
赤と黄色のピーマンのマリネと
オリーブタプナードをチアバタブレッドにのせて

ペストマヨネーズ

2010年度の修行始めもこれで終了。バッテリーを交換したばかりで元気なプント君で一路江戸へ。




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