ラスベガス秋の陣

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準備篇

 ラスベガスに行かなくては行けない。ここで行かないと半年以上行かないことになるので行かなければならない。何時にするか?どのチケットで行くか?未定である。
 10月くらいかなぁ?なんて思いながら考えましょう。目的地はLASだけなので気楽に考えましょう。

 

基本

燃油サーチャージ

その他

合計

SIN発券

H 137800円 15320円 7350円 160470円

SIN発券

B

180200円

15320円 7350円

202870円

BKK発券

Q 114500円 13400円 7490円 135390円

BKK発券

H 129300円 13400円 7490円 150190円

BKK発券

B 203700円 13400円 7490円 224590円
JPN発券 W 66000円 0円 7520円 73520円
JPN発券 B 277400円

0円

7520円 284920円

日本発券のWしかないだろ....。
 10月1日発券分から燃油サーチャージなる未だに訳のわからないものが発生するから9月中に発券しなくてはならない。
手元にオンライン発券のみに許される10%ディスカウントのバウチャーがあるからこれを使いましょう。初めはLAS弾丸旅行のつもりでいたのだが、微妙に空いている便(アップグレードがスムーズに決るであろう便)をチョイスしていくと弾丸スケジュールにはならない。ここで考えたのがどうせだったらリノにも行って見ましょう。今年はEQMはいらないのでわざわざ最近マイブームのEWRタッチは必要ないと....。もちろん25000円を払ってHNLに寄る必要もないと....。
 と言うことで、オンライン発券で色々とスケジュールを見ていたのだが、妙な違和感を覚える。その違和感とはなんか安い料金にならないぞ。つまりWクラスをオンライン発券しようとすると、通常の予約をした物より10200円高い。どこをどうやっても10200円高い。10%ディスカウントが使えるとはいえ、これじゃ意味が無いだろう。
結局いつも通りに予約して発券してアップグレード依頼。いつものごとくいつものようにアップグレードはウェイティング。
オンライン発券をした人達が可哀想だぜ。
 48時間前になってもNRT-SFOがウェイティングのまま。国内線区間でFがあるのはRNO-SFO-LAS-SFOの3区間。これは久しぶりに500マイルのサートを使ったのだな。RNO-SFOは100時間前にコンファーム。このパターンからすると乗継ぎのSFO-LASは2時間5分遅れでアップグレードが確定するはず。
 SFO-LASのアップグレードが確定いたしました。2時間5分遅れではなく2時間遅れでした。
 そして国際線部分のアップグレードが取れないまま出発当日を迎える。


NRT-SFO-RNO

 今回はカジノ修行なので荷物も増えないことから箱崎からバスでNRTへ。タクシー→バスであるが段差が極力少ないってのが楽である。
 アップグレードが取れていないことから早めのチェックイン。前日でUA側の反応は「これだ」。久しぶりの悪い反応である。チェックイン時で順番を聞くとなんと10番目。1KMMで10番目とは.....。
そうそうUAのバッグタグが変りましたな。古いのがヤフオクで「レア」とか言って780円で売っていたのだが、これは新しいから1000円位で売れるのであろうか?売れるなら全てかっさらっていくのだが.....。
 小腹が空いたのでニッペリの居酒屋で和洋をぱくつきRCCへ向かいます。暑い成田空港では出発前のシャワーが必要です。RCCではキャンペーンということでローションのサンプル配布があったな。シャワーの前に渡してくれないと。
 UA838は30分のディレイ。早めにゲートへ行くも「きついですね〜」と言われるも搭乗開始寸前まで待ってねとのお言葉。英語で次々と名前を呼ばれるが該当無し。「これでウェイティングはいっぱいです」なんてアナウンスで絶望的になるも、その後に日本語で「大熊猫様ぁ〜」と呼び出されて、なんと最後の1席を与えてくれた。ゲート前の登場最優先のF、GS、1Kと二番手C、SAGと勘違い一般Yの雑踏の中で「いつもご利用ありがとうございます」「こちらこそいつもよくしてくれてありがとう」とペコペコ邪魔になりながらCのボーディングパスを受け取る。取れりゃ席なんて何処でも良い。でも、まぁまともな席を頂いた。取れてしまえばお気楽お気楽。
 さくっと搭乗して巣作りしてフライトに備えます。モニターでは相変わらずリセットを繰り返している。ドアクローズしてタキシング中に燃料ポンプの不具合でゲートへ無事に戻り、結局出発は約2時間遅れ。これじゃ急いで時間を稼いでもSFOで運び屋氏とは会えないな。
はじめに
レモン風味の海老、スモークダック
 野菜寿司、生姜のピクルス(ガリと言えガリと)
季節の葉野菜
 クリーミーな粒胡椒ドレッシング、または柚子ヴィネグレット

メインコース
牛ヒレ肉のステーキ、ベアルネーズソース
 スイートポテトとポテトのパンフライ、ブロッコリーニスライスアーモンド

デザート
Eli's パイナップル・アップサイドダウンチーズケーキ
 アプリコットソース
(ポートワインは言わないとくれない)

 精神的疲れからお勉強も出来ず到着2時間前まではるかなる睡眠の世界へ。
ご到着の前に
 チェダーチーズオムレツ、ローストトマト
 ポークリンクソーセージ

 2時間遅れの出発で飛ばしに飛ばしても到着は1時間20分遅れ。
タッチの差でKIX-SFO便の後に到着。入国審査でI94-Wを持ったおばさんに
「これは今のうちに書くんですか?」
「そうよん」
とか、税関書類を見せられ
「これは日本語だから日本語で書けばいいとして」
「いや、日本語表記だがここはアメリカなので通じないと思いますよ」
「シッシってされますよ」
と、やはり関西とは文化が違うなと感じながら思いの外ゆったりとしているイミグレを通過し、やや待たされた荷物をピックアップしてエスカレータを駆け上がるも既に時は某日本便の出発15分前。

 当然空港の住人はおらず。なるほどここから国際線ターミナルへさくっと移動出来るんだな。こりゃ楽で良いわ。
 SFO-RNOがこれまたディレイ。SFO-RNOの機材はCRJ200とかいうやつか?モノクラスですな。ここまで来てしまえば何とでもなるのでRCCで一休みしましょう。こんなにちっちゃくてもボーディングブリッジで搭乗です。結構急な下り坂だぞ。
 
 初めてのRenoが近づくも大きな街は見えないな。
 小さい空港だけど長い。意外と歩く距離があるな。なんか冬の夜のANCみたいだぞ。
 一応観光地ってスタイルもあるところなのだろうが人は少ないな。タクシーなんかぽつりぽつりとしか来ないぞ。寂しいぞ。

RNO

 お泊まりはHarrah's Renoです。空港からタクシーで5〜10分で$15位。タクシーの運ちゃんは色々説明してくれる。あれがダウンタウンだ。あれがレガシーだサーカスサーカスだ。何!サーカスサーカスがあるのか?何も知らないんです。来てみたかっただけなんです。

 一応メイン通りビューをチョイスしたつもりだったのだが部屋から見る景色はなんかラスベガスのストリップの裏を見ているようだぞ。

 外に出てみましょう。うん、人がいない。気候は20℃は無さそうであるが、日差しは強いので寒くはない。むしろ暖かい感じがするのだが、皆さん妙に厚着なんです。わかった....こいつら外で暮らしているんだな。街をぷらぷらしているんじゃなくてじっとしているんだな。
 心にぽっかりと穴が開いたような感じだな。人も街も建物も空気も....。歩いて15分で全てを回れます。小さい街です。
 メイン通り(North Viginia st.)らしいには街一番のホテル&カジノがあると思えば捨てられたカジノもあり、くたびれたモーテルもありって感じ。マクドナルドはあるがとてもとてもグレーなマクドナルドである。入るのが怖いぞっと。土産物屋と雑貨店と家電屋と銃砲店が一緒になったような店ばっかだな。

 主立ったHotel & CasinoってのはHarrah's RenoSilver LeagacyCircus Circus Renoぐらいかな。あとちょろちょろあるな。つぶれたのもあるな。
 どうやらSilver Leagacyが一番賑わっているんだな。Circus Circus Renoと繋がっている。Circus Circus Renoなんざまるで子供のナンジャタウンだな。それにしても人が少ないな。
 しかし、寂れている。Harrah'sのすぐ近くにバスターミナルがあるのだが、バスを待っていると言うより樽漉紙テイル感じだぞ。そんなに寒くもないのに妙に厚着していると思ったのだが、ほぼホームレスなんだな。寝間着なんだよ。
North Viginia st.から1ブロック離れるともうそこには何もありませんって感じよ。Truckee Riverがあるくらいです。寂しい....。
 夜になるとそれなりにネオンは光り出すのだが単発なのよ。
 昼も夜も人通りが変らないとは....。当然カジノもモチベーションは上がらず。ゲームテーブルで普通に営業とカジノ側が書類を広げて商談とかしちゃってんだから。噂には聞いていたがここまでとは....。では大熊猫の聖地であるラスベガスに向かいましょう。

RNO-SFO-LAS

 テントのようなReno-Taho Airportに到着。この空港に就航しているキャリアはUA,WN,DL,AA,BN,AS,USだけですな。
 このRNO-SFOの路線ねどっち行きも同じ便名なのよ。一瞬出発が早まって乗遅れたかと思ったらArrivalのモニターでしたとさ。
 さてSFO行きはCRJ700で2クラス機材。妙に快適な機材だぞ。潔癖症のアジアンFAのサービスを受け、Taho湖を眺めながらSFOに向かいます。
 RCCでチーズでお茶したらLASへ向かいます。
 TEDが無くなり快適になったシャトル路線。5年ほどよく我慢しました。

 あっという間にMcCarran International Airportに到着。新しいコンコースを作っているんだと思ったら、あれは新しいターミナルっぽいな。巨大だな。シティセンターに合わせているのかしら?


LAS

 お宿は毎度おなじみのBally'sであります。最近Parisに浮気していたのだが、はやり好きなBally'sのカジノを利用するにはこちらの方が良い。相変わらずチェックインでスイートにアップグレードするか訪ねられるが丁重のお断り。今回のお宿はRNOもLASも1セントもかかっていません。
 週末と言うこともあり人が多い。かなり戻ってきているんじゃないかな。
 シティセンターも順調とは言えないまでも2009年12月のプレオープンに向かって建設が進んでいますね。まずはいつものように実績を残すためにカジノを巡る。

 リノの寂しさからかもう一つモチベーションが上がらない。ブラックジャックをしても良い感じになって来るとディーラーが変ったり客が変ったりして浮きもしないが沈みもしない状態のままじりじりと沈んでいく。Indigo Loungeも懐メロ特集からクラブ系が連日連夜となっていて気分が乗らない。

ファッションショーモールとフォーラムショップスでますは捜し物を探しておきましょう。
 モチベーションの上がらないギャンブルもちんたらちんたらと来年度のプラチナを確定させてしまったのでもう回tりたいって感じですがHootersに行って見よう。昼間とあって人も少ないが、多少なりともHooters Girlはいますな。もちろんディーラーもお姉ちゃん。コスプレ用のアイテムを入手しましたとさ。MGMのロビーから近いんだね。
 ま、今回のLASはこんなもんでしょ。

LAS-SFO-NRT

 SFO-NRTのアップグレードは24時間前には確定したと。
 LASでチェックインするとLAS-SFOディレイよと....。あらま、ってことで取り敢えずUA837の後の便のUA853をプロテクトして頂く。ゲートまで行くとSFOはヘビーシャワーらしい。やることはやったので気長に待ちましょう。
結局1時間6分遅れでゲートを離れる。ん?これだったら間に合うかも?
 こういうときに限ってゲート直前でしばし停止、ドアオープンして降りたのがUA837の出発24分前。15分前にはドアクローズだから残り9分。間に合うかも!と言うことで走るのは嫌いなので早歩き。またまたこういう時に限ってゲートは一番先。
以前にもあった急げ乗り継ぎ時よりセキュリティが無い分乗継ぎは早く、5分で乗り継げたとさ。荷物は間に合わないんだろうなと思いつつ極東へのフライトです。この新型シートへの執念は凄いなと自ら思う。
UA837は実際にはLAS-SFO便到着後19分でゲートを離れたわけである
 ビジネスクラスはぽつぽつ空席があるがそれも三つ四つ程度。
 ミールは和食膳にしてみましょう。頼むときは「ZEN」です。

和食膳
・前菜
 トマトとニラの玉子焼き、合鴨ロース焼き、芥子味噌、
 鳥賊の松笠焼き、鮭錦糸博多押し、焼き目帆立の酢の物
 蟹肉酒蒸し、茶蕎麦、筍

・主菜
 鱈の煮付け、焼き豆腐、牛蒡煮
 椎茸煮、花形人参
 御飯、香の物

・緑茶とともに

デザート
Eli's チョコレートカラメルピーカン・チーズケーキ
(相変わらずポートワインは言わないとくれない)

 しかしだ、全く漢字の読めない大熊猫には辛いメニューである。
主菜はどっかで食べた感覚があって疲労した頭を回転させて過去の情報をリークしたところ鍋の最後に煮詰まった残り物と同じ味と言うことが判明。日本人だからまだ食えるがの!
 和食膳に付いてきたチョコレートも食べてみましょう。ちょっとこれは良い食感だぞ。
 食後はお勉強をしたり、映画を見ながら寝てしまったり、データの整理をしたりしていたら到着前のミールのお時間です。
ご到着の前に
 ビーフパストラミとベビースライスチーズをライブレッドにのせて
 レッドポテトのロースト
 成田に到着してどうせ荷物は積まれていないだろうと思って、タグを見せて記録を見て貰ったらスキャンされているようだ。なんとゲートを離れる5分前に積み込まれたらしい。つまり19分で荷物の積卸しをやってのけた。素晴らし。
 NRTからはいつものようにリムジンバス。何々?車内でWi-Fiが使えるとな?
 ま、こんなもんだろう....。
ちゃんちゃん


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