久しぶりの国内出張


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準備編
 なんと7年ぶりの国内出張である。出張ついでに岡山の友人と遊んでしまおうという計画である。(実際には手ぐすね引いて待たれてしまい遊ばれるわけであるが....)
 さて、交通手段であるが、空港がある都市には飛行機で行くのである。これは我が社の規則である。
選択枝は日本ヘリコプター輸送である。しかしだ、ここのWebは何故にこんなに遅いのであろうか....。HND-OKJ区間を検索してみると1日5便あるようである。機材はA321、763、76Sのようだ。いきなり運賃種別と運賃が現れる。アッパークラスは1種類のようだ。しかしである、この表示って....LCC(ローコストキャリア)のノリだよな....。A321と763にはアッパークラスの設定はないようであるが763は旧国際線機材のようだ。つまりYクラスでもCのシートに座ることが可能なようである。
 予約をしないと座席指定が出来ないようなので普通運賃で予約してみるが前の方(Cクラス)は全く空いておりません。しかしだ、普通運賃の場合は予約取消は自由なので好き勝手出来るぞ。
 Sプレミアム運賃
普通運賃
往復運賃片道分
特割1
片道 31200円 27700円
24650円

14200〜16200円

往復 62400円 55400円 49300円 28200〜32400円

高くないか?国内線というのはこういうものなのか?特割1なんか前日まで予約可なのにこの価格差だぞ。
 他の運賃も調べてみたのだが周遊って無いのね....有り得ないのね....。あっても三角ぐるぐるなのね....。そこで海外発券を見てみたがYで10万円弱、C+Fで12万くらいじゃん。SEL-TYOのYYなんて8万くらいだぞ。このSEL-TYOならICN-OKJ-HNDなんて出来るじゃんね....。時間さえあれば....。ま、今回はフルフェアFにしてしまいましょう。
 しかしだ、分りにくいし使いにくいWebである。いろ〜んな人に色々と便利に同じ使い方を目指していると思われるのでぐちゃぐちゃである。NHのマイレージ番号しか入れることが出来ない。試しに変更しようとして止めようとしても戻れない。搭乗が簡単になったらしいが簡単な搭乗をするためには全てのシステムを理解していなければならない。つまり何をするにも圧倒的に合理的な発想がないのである。
 とっても面倒なので当日カウンターで全てをクリアすることにしよう。


HND-OKJ
 羽田空港まではモノレールで行きましょう。実は生まれて初めて乗るモノレールであった。順調に階段を回避しつつ浜松町に向かいましょう。大門から地上に出る寸前にありました、地獄の階段が....。更に貿易センタービルで階段が....エレベータがあることはあるようだが簡単には見つからない。そして最後のモノレールの改札手前にも階段が....。モノレールなんぞは基本的に空港と都心との橋渡しなんだから荷物があるだろう。アジア恐るべし。ホームに出ると皆さんきちんと並んでます。流石行儀のよろしいアジアの民族である。さぁ初めてのモノレールです。乗ると色々な座席タイプの多面体の作りです。まったく足下の余裕は考えられていない作りなのだが、これは昔からこういうものなのか?ば〜さまの正座用か?
何時も眺めている首都高速とは違った景色なのでなんか新鮮である。と、ここで第1回目のアクシデント。なななななななぁぁ〜〜〜〜〜んとデジカメにバッテリーが入っていない....。仕方がない。空港で探そう。
 さ、チェックインです。StarAllianceGoldもここのようです。StarAllianceGoldとスーパーシートプレミアムの客ってもっといるような気がするのだが10人くらい並んでいる。しかし、進みが遅い...。係員が妙にペコペコしているぞ。と、ここで第2回目のアクシデント。チェックインマシーンのシステムダウンです。10分ほどで復活したが、これはよくあることなのか?
 結局並んでから20分以上経ってチェックインの順番がやってきました。全く持って時間がかかる。これ以上ないと思われる正規ファースト運賃なのだがこんな調子じゃたまりませんね。
取り敢えずWebで予約した時のプリントを渡しMileage Plusのナンバーに代えて頂く。すると色々やってくれて。なにやら「ANA搭乗案内書」と「ANAeチケットお客様控え」を頂く。7年前のチケットの大きさかな?なにやら預け荷物があるときと無いときでは違うらしい。ちなみに文字は全角です。日本の常識恐るべし。保安検査場でこれの2次元バーコードを読み込ませるようである。ちなみに携帯で読み取ると「ANA080217*PNR*8B41CK121118 3121118BF16VLNH06550KJ080217S002E 9511AID SP」である。なんか帰りは「ANAeチケットお客様控え」で保安検査場でこれを使ってくれと言うことらしい。チケットレスじゃないじゃんね。チケットはレスか....。難しい。
 無事に難しいチェックインを終え。バッテリーを捜しましょう。凄いです殆ど飲食店です。しかも皆さん食べまくってます。電気関係の物が置いてありそうな店はありません。凄い人なのに思いっきり通路が狭いので皆さん当たりまくってます。こんな所は嫌いなので、さっさと諦めてセキュリティーに向いましょう。
セキュリティーの前で「ピッ」すると「搭乗口案内」というレシートのような物出てきます。これをもってセキュリティーを通過するようです。つまり本人確認もくそもなく通過できてしまうわけである。何の意味があるのかよくわからないぞっと。
 セキュリティーを越えると....何もない....しかも広い....何もないデンバースワンナプームか....時間的な物か活気が無いねぇ〜。ほぼ日本ヘリコプター輸送ターミナルなのにラウンジへの案内が点の様にしかないのは困った物である。
 ラウンジはSignet(本館南)に行きましょう。ここは小振りのようです。RCCと比べてもビールのグラスが小振りです。しかもぉ〜容量も小振りに注がれます。流石アジアです。珍しくラウンジ内に喫煙コーナーがあります。たいしたこと無いので搭乗時間です。
 かなり正確に搭乗時間を守ろうとしているようだぞ。搭乗は15分前です。大忙しです。これってどんな機材でも15分前なのか?間に合うのか?まずは最優先(車いすとかベビーとかね)搭乗後、優先搭乗はスーパーシートとStarAllianceGoldみたいだな。20人くらいいるな。ゲートでも「ピッ」です。「ピッ」すると半券(ではないのだが)が出てきます。「UAG」ではなく「UAF」だそうです。
スーパーシート(要するにFだわな)に着座すると妙な雰囲気です。殆どの人が荷物をヘッドビンに収納しようとしません。CAから「お客様荷物を収納してて差上げましょうか?」まで待ってるのかな。思わず「非力なのにかわいそう」と言ってしまいましたわよ。
 コートは預っていただけました。UAみたいにハンガーに通せるボーディングパスじゃないのに誰だかわかるのか不思議だったがメモかなんかしてるのかな?記憶力だけとか?
 機材は76S。スーパーシート(めんどくせえなFだF)は2-2-2の2列で12席。763だから幅は期待していなかったが、なんとも空間が窮屈だぞ。こぉ〜閉じこめられているって感じだな。これといって....特に可は無く不可だらけって感じかな。リクライニングもY並である。倒すと座面前方が上がるから椅子ごと倒れる感じ。UAのFもたいしたこと無いがあらゆる余裕が無いって感じだぞ。
 さぁ、短いフライトです。日本語とチャキチャキの英語のアナウンスが終り、ドリンクサービスです。飲み物だけかと思ったがなんかボックスお菓子が出るのね。小麦粉ベースですな。期間限定の甘夏ジュースを貰ったときに聞いたのだがFはアルコールは無料だそうです。Yは500円か?
至れり尽くせりって感じでCAは忙しそうです。短い時間なのにこりゃ大変だわ。これが日本的サービスか!アメリカ系でいいや....。こっちも疲れるよ。
 まだジュースを飲み終わっていないのに「あと5分で機内サービス終了で〜す」だと。CAの動きが活発なせいであろう、なんか慌ただしいな。
前方モニターには前方が映し出されています。左へ大きくカーブして滑走路へ向うのね。着陸は斜めです。どぉ〜んごんごんべたんって感じだな。気流のせいというより根本的な操縦思想の違いだな。うまくないと感じる。
 到着してターンテーブルで荷物を待っていると第3回目のアクシデント発生である。荷物を下ろす機材が故障したようである。約5分遅れるそうである。細かいな....。
荷物をピックアップして出ようとすると半券をよこせと。タグと荷物を照合してくれちゃうらしい。しかも荷物に付いているゴミとなるタグを取ってくれちゃう。ご苦労なこった。

OKJ

 まずは岡山駅までバスで行きましょう。10分ほど走りインターの手前で第4回目のアクシデント発生である。遅い車がいたのであろう。右から抜こうとしたところで、その遅い車が幅寄せしてきやがった。当然ズコォ〜〜ン。はい、停止。けが人の確認をせずに事故処理に向かう運転手。こんなもんだよな。車内は罵声系無言系先手系がいます。先手系は自分一人ですな。こんな時に急いでくれと言ったってしょうがないのにな。急ぐならすぐにタクシー呼んだ方が速いだろう。一応先手系の自分は手を打ったが30分ほどで機材変更となるようなので時間的に変わりないと言うことで待つことにした。

 岡山は10年以上振りである。なんとビックカメラがある。早速デジカメのバッテリーを調達して、友人と待ち合わせホテルに向かう。
 ホテルは岡山シティホテル桑田町である。友人のお薦めでここになったホテルの前にある24時間営業のパン屋さんが経営しているそうである。全く問題なし。ネットは無料である。
 打ち合わせをし、夜はネパール人経営のカレーを食し、激動の国内線の疲れのために就寝。
翌日は午前中に電脳寺へ観光に....行き、海賊の作るBランチ(Aランチがありません)を経てお仕事へ。
 この夜のことである。クライアントと居酒屋に行ったのだがそこで第5回目のアクシデント発生である。キムチ鍋を頼んだのだが、出来上りを運んでる途中でクラッシュ。
その後バーでブルゴーニュのグラン・クリュの何だったか忘れたがすっげぇ〜美味しく頂きましたとさ。

OKJ-HND

 ちょっと早めに岡山空港まで来てしまい暇で暇で....。ここはなにもな〜い。当然ラウンジなんか無い。あるにはあるがクレジットカードラウンジである。しかもぉ〜1回1000円だと。ふざけんな!送迎デッキもお金を取ります。100円取られます。
セキュリティーを抜けるとこれまた田舎の映画館のような売店があるだけ。

 搭乗が開始するとStarAllianceGold以上がうじゃうじゃいます。軽く30人は越えてるな。しかもみんな黒系の服です。葬式か?
 この便も行きと同じ76S。ま、フライト時間が短いからね。仕事も終ったしワインでも飲みましょ。ここでもボックスお菓子が出てきます。これもまた小麦粉ベースである。
と言うことで妙な感じの岡山出張であった。


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